2019.4月号vol.49

健康になる素材を使用した治療

ムシ歯の治療をした歯が銀歯になっている方もいらっしゃると思いますが、世界の一般的な歯科治療では、金属を使用していないことはご存知でしょうか?

日本では、アマルガムという水銀化合物である金属素材が保険適用となっていましたが、平成30年にやっと保険適用から外されました。

現在の日本の保険治療で主に使用している銀歯(12%金銀パラジウム合金)は、金属アレルギーの原因となることもあるので、医療先進国のドイツなどでは、乳幼児や妊婦への使用は禁止されています。

もちろん、アマルガムの使用も禁止されています。

当院では、一人ひとりの患者様に自分自身の健康への関心を持って頂き、ムシ歯などから歯を守る治療や、安全な治療につながる素材をご案内しています。

また、金属アレルギーと診断された方は、本来は保険適用外の冠も一部保険が認められる場合がありますので、ご相談下さい。

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2019.4月号vol.49

その「いびき」大丈夫ですか?

睡眠時無呼吸症候群は、いびきの原因である舌の沈み込みより、睡眠時の呼吸が低下・停止する病気です。

一般的に、肥満の方が睡眠時無呼吸症候群の可能性が高いと思われがちですが、実は日本人は欧米人に比べて骨格が小さく睡眠時無呼吸のリスクが高いとされています。

睡眠時無呼吸症候群の恐ろしさは、本人は寝ていて気づかないことにあり、日本人の潜在患者数は300万人以上と推測されています。

睡眠時無呼吸によって、日中の眠気を引き起こし、交通事故に繋がったり、高血圧や糖尿病などの重症化にも影響してくると言われています。

いびきが無呼吸症候群の原因となる場合が多いことから、当院では睡眠時の気道の確保をすることで、いびきの予防・改善に効果がある

『マウスピース(保険適用外)』を作製しています。

いびきを指摘されたことがある方や、睡眠時無呼吸症候群の疑いがある方は、専門診療所で受診することをおすすめします。

また、睡眠時無呼吸症候群と診断された方は、『マウスピース』作製は保険適用となります。

いびきや睡眠時無呼吸症候群については、当院スタッフまでお気軽にお尋ね下さい。

2019.4月号vol.49

食習慣で健康づくり

健康な体を守っていくために大切な食事ですが、栄養バランスなどが考えられた食事は、お口の健康にとっても大切です。

しっかり噛む食事には、大きく分けて3つの効果があります。

①顎(あご)や味覚の発達促進

②だ液の分泌促進によってムシ歯の予防

③脳の活性化

お子様の場合は特に、よく噛むことで、顎(あご)の成長・発育が促されるほか、味覚が発達することで、素材そのものの味を感じ取る力がつきます。

食習慣を改善することで、ムシ歯や歯周病の予防や改善に繋がる場合もありますので、食事についての疑問などがございましたら、お気軽にお尋ね下さい。

2019.3月号vol.48

1日4粒のキシリトール

キシリトールが含まれたガムやタブレットが店頭に並ぶようになり、キシリトールは一般的にも多く知られる成分となりました。

キシリトールは、ムシ歯予防に効果があることをご存知の方も多いと思います。

キシリトールには、ムシ歯をつくる「ミュータンス菌」を減少させることで、ムシ歯の原因となる酸の生成を抑制する働きがあります。また、甘みがあることから、だ液を多く出させる効果によってムシ歯になりにくいお口の環境をつくる働きもあります。

ムシ歯予防のためには、1日に4粒の摂取が効果が出る目安となっており、食後に取ることでより効果が期待できます。

また、ムシ歯になりやすい方は、間食後や就寝前に取ることも効果があると言われています。

また、キシリトールの摂取だけでムシ歯予防に繋げることは難しいので、しっかりと毎日の歯磨きと、歯科医院で定期検診の受診が大切です。

2019.3月号vol.48

お口に留まり効果を発揮

当院では、ムシ歯予防効果の高い歯磨き剤や、歯周病予防・改善のための歯磨き剤を取り扱っています。

ムシ歯予防に効果のある歯磨き剤「チェックアップジェル」は、高いフッ素濃度の力でムシ歯を予防する働きがあり、研磨剤は含まれていないので、歯に優しい成分になっています。

歯周病の予防・改善に効果のある歯磨き剤「SP-Tジェル」は、お口の環境を衛生的にする殺菌成分や、歯ぐきを強くするビタミンEも配合されています。

どちらの歯磨き剤もジェルタイプなので、歯に滞留する特徴があり、高い持続効果を期待することが出来ます。

歯磨きの後は、強く口をブクブクしないことが大切になりますので、ご注意ください。

2019.3月号vol.48

喫煙と歯周病の関係

歯周病は、歯ぐきなどの歯の周りの組織に炎症を引き起こす感染症で、歯を失う最大の原因です。

歯周病の予防や改善のためには、歯科医院で定期的にお口のメンテナンスを受けることや歯科衛生士による歯周病治療を行うことで歯周病菌の数と活動のコントロールをしていくことが重要になります。

しかし、喫煙をされている場合、しっかりお口のメンテナンスを受けていても歯周病の進行を防ぐことが難しくなります。

喫煙は、全身の健康と同じように、お口の健康にとても悪い影響を与えてしまいます。

人の体や歯ぐきの中には血管が通っています。炎症が起こっている部位の血管からは細菌と戦う成分(白血球など)が出てきますが、喫煙をすると歯ぐきの血管は収縮してしまい、その成分が出にくくなります。

喫煙は、体の防御力を弱めてしまうため、歯周病菌を攻撃する働きも弱くなり、その結果歯周病が進行してしまいます。

禁煙に取り組むことが、健康そして歯周病対策への大きな一歩になります。

2019.2月号vol.47

歯を失う原因3位「破折」

歯を失う原因で最も多いのが「歯周病」です。

「歯周病」に次いで多いのが「ムシ歯」、そして「破折(はせつ)」となります。

歯周病やムシ歯に比べて、「破折」については聞き覚えがないという方も多いと思います。

破折の多くは、歯根破折(しこんはせつ)という『歯を支える歯の根』にヒビが入ったり、割れてしまった状態をいいます。

神経がある歯に破折が起きると、歯に痛みを感じる場合が多く、神経がない歯の場合は、歯ぐきが腫れたり、膿が出るなどの症状があります。

歯の根には、血管・神経が通っており、それらを失ってしまうと歯の破折のリスクが上がってしまいます。

また、破折の場合の多くは、歯を抜く治療になってしまいます。

歯の神経には、感覚を伝える役割があり、歯の根を通る血管には、歯に栄養を届ける大切な働きがあります。

ムシ歯の進行が大きい歯の治療などで、血管・神経を抜いてしまった歯には栄養が届かないため、その歯は弱くなってしまいます。

弱くなってしまった歯は、日常生活の「噛む」「くいしばる」などの負担から、破折してしまう場合があります。

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破折を予防するためにも、正しい歯磨きや、定期検診でムシ歯を予防することや、ムシ歯の早期発見・早期治療によって神経を守るムシ歯治療が大切です。

また、神経を失った歯は破折だけでなく、ムシ歯になっても痛みを感じないため、定期検診でレントゲン撮影による診断を継続して行くことが大切になります。

神経がある歯でも、「歯ぎしり」や「くいしばり」のほか、咬み合わせに問題がある方は、破折のリスクが高いので、定期検診の受診によって破折のリスクを下げることが大切です。