2021.2月号vol.71

セラミック治療の最先端システム導入

先月、当院にプランメカ社「プランメカフィット」を導入しました。

「プランメカフィット」は、お口の中を専用口腔内スキャナーで撮影し、そのデータを基に「セラミック素材の被せ物(自費治療)」を作製する先進医療で、CAD/CAM(キャドキャム)システムと呼ばれています。

これまでは、削った歯の型取りをして模型を作り、その模型に合わせて、歯科技工士が被せ物を手作業で作製していましたが、CAD/CAMシステムの「プランメカフィット」は、削った歯をそのまま口腔内スキャナーで撮影し、そのデータを基にセラミックブロックを削り出すことで、精密な被せ物を作製することが出来ます。

患者様にとっては、型取りの不快感がなくなるだけではなく、治療時間の短縮や、より精密な被せ物が装着できることでムシ歯の再発リスクを軽減するというメリットと同時に、自然な色調の美しい歯(セラミック素材の被せ物)を届けることができます。

専用口腔内スキャナーで撮影された歯の情報は、インターネット回線によって専門の技工所にデータとして送られます。

データを受け取った技工所は、データをもとに専用のミリングマシンが、忠実に歯を再現するため圧縮された高い強度のセラミックブロックを削り出します。

圧縮されたセラミックブロックは、通常のセラミック治療の技法よりも強度のあるセラミック素材の被せ物の作製することが可能になります。

精度が高く、自然な美しさの「プランメカフィット」治療は、これからの患者様の健康につながるセラミック治療です。

「プランメカフィット」のセラミック治療については、当院スタッフまでお気軽にお尋ね下さい。

2021.2月号vol.71

むし歯や歯周病の原因となる細菌の住処

治療や定期検診で歯科医院に通院されている中で、「歯石(しせき)」という言葉を耳にすることがあると思います。

歯石と聞くと、お口の健康にとって悪いモノというイメージはあっても、実際にどのような問題があるのかご存知ない方もいらっしゃると思います。

歯石は、磨き残しなどが原因となって発生する「細菌の塊(プラーク)」が、そのまま放置されることで、だ液に含まれるリン酸カルシウムと反応し、硬い石のような状態(石灰化)になったものです。

歯石そのものが悪さをすることはありませんが、歯石の表面は軽石のようにザラザラでデコボコしており、口腔健康に悪影響を与える細菌にとっては絶好の環境となります。

細菌の住処となる歯石があると、細菌も増殖し、歯周病や口臭を引き起こす大きな要因になります。

歯石は、歯磨きで除去することは困難なため、定期的に歯科医院でお口のクリーニングを受診し、専用の器具などを使って取り除くことが、お口の健康を守ることにも繋がります。

また、歯石ができないためにも、毎日の歯磨きや歯科定期検診で、いつも衛生的な環境を維持していくことも大切です。