2018.9月号vol.42

第2回 同期勉強会

8月18日(土)の診療後は、4月にも行い、今回で2回目となった大学時代の同期との勉強会を行いました。

勉強会では、「補綴治療(ほてつちりょう)」について学びを深めることが出来ました。

「補綴物(ほてつ)」とは、ムシ歯などで歯の一部を失ってしまった場合に、歯を修復するための「詰め物(つめもの)・被せ物(かぶせもの)」などのことです。

補綴治療には、前歯や奥歯、治療の範囲などによって、多くの治療方法があり、勉強会は、患者様の健康を守ることにもつながる『セラミック補綴治療』をテーマに行いました。

セラミック素材は、お口の中でも細菌が付着しにくいことや、特殊な接着システムにより、治療部分と歯との境目に隙間が生まれにくいことから、ムシ歯の再発リスクを大きく軽減することが出来ます。勉強会では、実際の症例をもとに、どのような治療器材を使い、どのように治療方法を選択しているかなど、医療現場に直接つながる意見を交換することが出来ました。

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2018.9月号vol.42

見えない大きなムシ歯とムシ歯の再発

歯医者さんを受診し、その後の診断結果で「歯の神経を取る治療」になってしまったことや、「以前治療をした歯が再びムシ歯」になっていたという経験はありませんか?

当院にも、度々そのような患者様が受診されています。

特に、「歯の神経を取る治療」になる場合には、見た目には小さなムシ歯に見えることもあって、診断結果に驚かれる患者様がいらっしゃいます。

なぜ小さく見えるムシ歯が、神経を取るほどの重い症状まで進行してしまっているのか?疑問を持つ患者様も多いと思います。

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見た目には小さなムシ歯に見えますが、歯の内部ではムシ歯菌が広がり「見えない大きなムシ歯」になっていることがあります。

このような症状の場合、ムシ歯菌の進行によっては、神経を取る治療や、実際には大きなムシ歯のため治療期間が長くなってしまうこともあります。

また、「以前治療をした歯が再びムシ歯」になってしまうことも珍しくありません。

ムシ歯の治療は、ムシ歯菌に感染してしまった部分を削り取り、詰め物(つめもの)や、被せ物(かぶせもの)によって歯を修復します。皮膚や内臓などは、治療をすると「治癒」しますが、歯は治癒することはないので治療をしても正確には「修復」になります。

「修復した歯」には、天然の歯と修復部分に隙間や段差が生まれやすく、そこに汚れが溜まることで細菌が繁殖するため、再びムシ歯になってしまう可能性は高くなります。

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歯を一本でも治療したあとは、これまで以上にムシ歯にならないための取り組みが大切です。

毎日の歯磨きに加えて、定期的に歯医者さんでお口のクリーニングを受け、お口の中を衛生的な環境にしていくことがムシ歯予防につながります。

ムシ歯は感染症のため、放置していても進行が止まることはありませんので、「ムシ歯かな?」と感じた時には、早めに受診されるか、定期的に歯科検診を受けてムシ歯を予防していくことが大切です。