2017.7月号vol.28

北幼稚園で歯の検診

5月31日(水)は、子ども達の歯の検診をするために、学校法人北陽学園『札幌北幼稚園』 へ訪問しました。

昨年の8月には、歯磨き教室を園児と保護者様を対象に行ないましたので、訪問は今回で二回目となります。

検診は、札幌北幼稚園に通う全園児約300人に実施しましたが、怖がってしまったり、嫌がる様子もほとんどなく、予想よりもとてもスムーズに無事終えることが出来ました。

また、検診では、ムシ歯のチェックを中心に行うのですが、ムシ歯がない園児がとても多く、お口の健康をしっかり守られていることには驚かされました。

今の健康な歯を守るためにも、7月12日(水)には、園児を対象に『歯磨き教室』を実施させて頂きます。

元気いっぱいの子ども達に会えるのが楽しみです。

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2017.7月号vol.28

生活習慣病の連鎖メタボリックドミノ

「栄machi通信2月号vol.23」より、毎月「歯周病と全身健康」の関わりを掲載し、歯周病は、糖尿病・脳梗塞(脳血管疾患)・心筋梗塞・誤嚥性肺炎・早産を引き起こす要因になることをお伝えしてきました。

歯周病は、初期の段階では自覚症状も少なく、直接、命に関わる疾患ではないため、軽く考えられている方も多くいらっしゃいます。

慶應義塾大学内科学教授の伊藤裕先生は、歯周病やムシ歯が関係するメタボリックドミノという生活習慣病の負の連鎖を提唱しています。

『メタボリックドミノ』は、突然大きな疾患が起こるわけではなく、

小さな疾患が積み重なる危険性、各症状の関わり方と発症時期、疾患の連鎖反応を重視した一つの図にしています。

下の図では、う蝕(ムシ歯)や歯周病などによって、噛む機能の低下や細菌が全身に影響を与え、大きな病気につながることを表しています。

生活習慣病など大きな疾患と切り離されたイメージを持たれている『歯科』ですが、予防医療の先端にいることからも、当院は、予防歯科にも取り組み、皆様の健康に貢献するを目指していきます。

2017.7月号vol.28

歯の根の治療 原因はムシ歯菌

今回は、歯の根の治療についての解説をさせて頂きます。

歯の根の治療が、必要となってしまう原因はムシ歯菌です。

ムシ歯になると、ムシ歯は少しずつ歯の内部に進行し、歯の内部にある『歯の神経』に辿り着きます。

神経に到達したムシ歯菌は、神経をさらに辿って歯の根の先に向かっていきます。

ムシ歯の進行経路は、全てムシ歯菌に感染してしまうことから、確実に取り除く必要があます。

そのため、歯の神経を取り除く治療になってしまったり、重度になると歯を抜くことになってしまいます。

「歯の根の治療」の多くは、「歯の神経の治療」になります。

神経を取ってしまった歯は、「冷たい温かいを感じる知覚がなくなる」「歯が変色する」以外に、歯に栄養などを供給する細かな血管も同時に失ってしまうので、「歯の寿命も短くなる傾向」などのデメリットが生まれます。

ムシ歯菌は、『感染物質』ですので、自然消滅することはない為、早期治療や、定期検診による予防・早期発見が歯を守ることに繋がります。