2017.6月号vol.27

インプラント治療院内研修

4月26日(水)は、診療後に「インプラント治療院内研修」を行いました。

インプラントは、失った歯の代わりになる有効な治療の他に、残っている歯を守るという重要な役割もあります。

また、インプラント治療は、入れ歯のように噛む力が健康な状態に比べて減少したり、ブリッジを入れる場合のように、健康な歯を削ることもありません。

研修は、インプラントメーカーさんにもご協力を頂き、実際の機器と模型を使用して、インプラント治療の流れをスタッフも一緒に体験する形式で行いました。

実際のインプラント治療を歯科衛生士が行うことはありませんが、治療の流れや、術式を体験することで的確なアシストやドクターとの連携のポイントや重要性を認識することで、より正確で安全な治療につなげる為の研修です。

今後も、インプラント治療研修を重ねていくことで、手技を理解し、アシスタントとしての技術の向上を目指したいと思います。

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2017.6月号vol.27

歯周病と全身健康~早産~

歯周病が、全身の健康に与える影響についてお伝えしているシリーズですが、今回は「歯周病と早産」の関係です。

早産や低体重児の出産には、喫煙や妊婦さんの年齢なども関係していますが、それらよりも歯周病が大きな影響を与えていることが報告されています。

出産時の陣痛は、プロスタグランジンという物質の分泌が体内で高まることで起きますが、このプロスタグランジンの分泌を促進させるのがサイトカインという物質です。

歯周病菌などの細菌が血液に侵入し、炎症を起こすことでサイトカインが増え、それが刺激となってプロスタグランジンが分泌され、陣痛が早い段階で引き起こされる場合があります。

歯周病は、細菌感染によって歯ぐきが炎症を起こしている状態で、進行すると、炎症性サイトカインが産生され血液を介して全身へ送られます。妊娠中は、つわりやホルモンバランスの変化により、ムシ歯ができやすい状態でもあるので、妊娠前、または妊娠中でも歯科医院でメンテナンスを受け、適切な予防や治療につなげることが大切です。

2017.6月号vol.27

年間コースセミナー開始

4月22日(土)23日(日)は、北海道口腔医療研究会が主催する

「臨床総合セミナー年間コース」の第1回目に参加しました。

このセミナーは、4月から12月まで毎月2日間のスケジュールで行い、全ての歯科治療分野の知識、治療技術の向上を目指します。

各セミナーの講師は、それぞれの治療分野において権威ある先生が、担当するということもあり、質の高い歯科医療を目指す歯科医師20人が受講しました。

今回のセミナーでは、『歯周病』の診断と治療についての講習を受け、その後は、歯周病の改善を目指した実習を行いました。

歯を失う原因で一番多い「歯周病」は、細菌によって歯ぐきが炎症してしまう炎症性疾患です。

歯周病は、痛みがないことから自覚症状もなく進行してしまう場合も多く、重度になると歯を支えている骨を溶かしていくため、早期の改善や予防がとても大切です。

まだまだ、始まったばかりの年間コースセミナーですが、皆様の毎日の笑顔を支える歯科医療につなげたいと思います。