2017.4月号vol.25

浸透・殺菌で歯周病予防

成人の約8割が感染している歯周病は、最も多い「歯を失う原因」でもあります。

歯周病は、「プラーク」と呼ばれる汚れや菌の集合体が「バイオフィルム」という膜を張り、歯ぐきを炎症させ進行していきます。

当院では、歯周病の予防・改善のために、専用の材料や機器を使用し、歯科衛生士によるお口のクリーニングを行うことで、お口の衛生的な環境づくりを目指しています。

また、歯周病の患者様には、毎日の歯磨きで使用する「システマデンタルペーストα」をご案内しております。

システマデンタルペーストαは、バイオフィルムの中に浸透し、殺菌する特殊な『IPMP(アイピーエムピー)』という成分が含まれており、通常の歯磨きでは取り除くことが出来ないバイオフィルムの働きを抑制する効果があります。

歯周病や、システマデンタルペーストαについての、ご質問は当院スタッフまでお気軽にお尋ね下さい。

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2017.4月号vol.25

怖くない?親知らず

「親知らず」という語源は、乳歯と違い、親元を離れ、親が知らない間に生えてくるから。と言われています。(諸説あります。)

何となく悪いイメージを持たれている方も多い「親知らず」ですが、

過剰な心配は必要ありません。

親知らずは、早いと14歳頃、遅いと20歳ころから中央の歯から数えて8番目に生えてきます。

生え方に問題があるために、歯ぐきが腫れてきたりすると、抜くこともありますが、「親知らずは、必ず抜かなければいけない」ということではありません。

親知らずが生えてくると、気をつなければいけないのが、ムシ歯です。親知らずは、歯の一番奥に生えてくることから、歯磨きのときにブラシが正確に当たりづらく、汚れが取りにくいため、ムシ歯になってしまう場合が多くあります。

また、親知らずがムシ歯になると、隣に並んでいる歯も同時にムシ歯になってしまうことも多いので、注意が必要です。

当院では、定期的なお口のメンテナンスを受診されたときには、親知らずの状態や、お口全体のムシ歯についてもしっかり診断させて頂いております。

2017.4月号vol.25

歯周病と全身健康~心筋梗塞~

先月号「栄machi通信(3月号vol.24)」の『歯周病と脳血管疾患』の関係に続き、今回は、『歯周病と心筋梗塞』の関係についてのお話しです。

心筋梗塞は、動脈硬化により心臓の血管が狭くなったり、その部分に血栓(血の固まり)が詰まることで、血液が流れなくなる病気です。

動脈硬化の原因は、これまで不適切な食生活や、運動不足、ストレスなどの生活習慣が主な要因とされてきましたが、近年は、歯周病菌などの細菌感染がクローズアップされています。

脳血管疾患(脳梗塞)の場合と同様に、『歯周病菌』が、お口の中の血管から体内に入り込むことが原因です。

体内の血管に入り込んだ歯周病菌は、動脈硬化を誘発する物質を出し、血管内に「歯周病菌の固まり(プラーク)」をつくることで血液の通り道を狭くしてしまいます。

さらに、「歯周病菌の固まり(プラーク)」が血管から剥がれ、血管を塞いでしまうことで「心筋梗塞」を引き起こす場合もあります。

自分自身のムシ歯リスクを確認することも大切ですが、全身疾患に繋がる歯周病リスクも認識することが重要です。