2020.10月号vol.67

保険適用で前歯も美しく

当院は、保険適用で特殊な白い被せ物の治療ができる認可を厚生労働省より受けています。

この保険が適用される特殊な白い被せ物は、ハイブリットレジンという素材で、残っている歯やお口の状況などで保険適用条件が定められています。

これまでは、適用条件を満たせば上下の前から数えて4~6番目の歯がハイブリットレジンでの被せ物治療ができましたが、10月より、前歯(手前1番目~3番目)にも適用となりました。

ハイブリットレジン素材は、『保険適用外のセラミック』に比べ、耐久性や、自然な美しさなどで劣ってしまいますが、これまでの保険適用の治療法に比べると、色も白く、噛み合わさる歯に対しても優しい素材になり、金属アレルギーのリスクもありません。

治療の際には、ご案内させて頂きますが、疑問などございましたらお気軽にお尋ねください。

2020.10月号vol.67

口腔ケアと誤嚥性肺炎

先月号の栄machi通信では、口腔ケアと糖尿病の関係についてお伝えしましたが、糖尿病の他にも口腔健康と全身の健康には深い関わりがあり、その一つに『誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)』もあります。

『誤嚥性肺炎』とは、食べ物や飲み物、だ液などが誤って気管や気管支内に入り、肺に細菌が慢性的に流れ込むことで引き起こされます。歯周病などによって歯を失うことで、噛む力や噛み合わせに問題が生じることも一因となります。

食事中だけではなく、就寝中にもだ液が気管に入り込むため自覚症状がない方も多いのが特徴です。

高齢者の肺炎の75%は、誤って気管に食べ物などが入ってしまう『誤嚥(ごえん)』に関連していることも言われています。

歯を一本でも失った場合には、適切な治療を受け、噛み合わせや咀嚼(そしゃく)、飲み込むなどのお口の機能を守ることが『誤嚥性肺炎』の予防に繋がります。

定期的に歯科医院でお口のメンテナンスを受けることが、お口の中の細菌を減らすことになり、正しい口腔機能をいつまでも守り続けることにもつながります。

2020.10月号vol.67

適切な歯ブラシ選びと交換時期

当院では、それぞれの患者様のお口の状態に合った歯ブラシをご案内しております。

皆さんは、歯ブラシをどのような基準で選ばれていますか?

健康なお口や歯を守るための歯磨きをするためには、自分自身に合った歯ブラシ選びや、適切な期間での歯ブラシ交換が大切です。

歯ブラシには、それぞれブラシの硬さや大きさがあり、ムシ歯予防に適した歯ブラシや、歯周病予防・改善に適した歯ブラシがありますので、お口の環境や年齢によって適した歯ブラシを使用すると、より大きな効果を得られやすくなります。

また、歯ブラシの交換時期も大切なポイントになります。

歯ブラシのブラシ部分が広がってきたり、ブラシの硬さが変わってくると交換する必要があり、ブラシの毛先の状態が悪くなると新しい状態と比べ、約4割も汚れの除去率が低くなってしまいます。

自分自身のお口の環境に合った歯ブラシ選びと、1ヶ月ごとの歯ブラシ交換が質の高いセルフケアに繋がります。

2020.9月号vol.66

健康な永久歯につながる乳歯の健康

親や保護者にとって子どもの健康は何より大切なことと思います。

病気やケガは治ることが多いですが、歯は失ってしまうと取り戻すことができません。

子どもの乳歯は、成長とともに抜けて永久歯に生え変わりますが、健康な乳歯が健康な永久歯を形成するため、やがて抜ける乳歯であってもムシ歯から守り、健康を維持することが大切です。

乳歯は、一般的に下の前歯から生え始め、2歳半~3歳頃までに全て生え揃います。

特に、乳歯の生え始めはムシ歯になりやすいため、毎日の歯磨きでは、生えてる歯を丁寧に磨くことと新しい乳歯が生えてきていないかのチェックをすることで、ムシ歯から乳歯を守ることが大切です。

2020.9月号vol.66

正しい食習慣で糖尿病予防

糖尿病または糖尿病の予備軍とされている日本人は、2,000万人以上と言われており、2000年前後の10年間で約1.5倍と上昇を続けています。

糖尿病になると、血糖値を体の力で下げることが難しくなります。

血糖値を下げるインスリンは、すい臓で作られますが、すい臓への大きな負担が長期的に続くことで、インスリンを産生する機能が失われていきます。

一度失われたすい臓の機能が戻ることはないため、糖尿病予防を意識した生活が大切になります。

糖尿病を予防するためには、規則正しい生活と適度な運動習慣、正しい食習慣を心がけましょう。

糖尿病予防のための食習慣というと、糖分摂取を控えるという印象を持たれる方も多くいますが、すい臓に負担をかけにくい食事も大切です。

日本人のすい臓は欧米人に比べ弱く、肉類や乳製品は大きな負担となってしまいます。

お菓子屋ジュースなど余分な糖分はできるだけ減らし、間食や夜食を控えて、すい臓を休ませることも大切です。

野菜や魚を中心とした腹八分目の日本人らしい食習慣が、糖尿病予防に繋がります。

2020.9月号vol.66

口腔ケアと糖尿病

お口の健康と全身の健康には深い関係性があります。

歯周病が、全身疾患に影響する場合もあり、糖尿病の合併症の一つに歯周病があげられています。

成人の糖尿病で多い2型糖尿病は、体内でインスリンの働きが不十分になり、免疫システムの低下が起こります。

免疫力の低下によって、糖尿病患者はインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります。

また、お口の中も同様に免疫力が低下することで、糖尿病患者は歯周病に2倍以上かかりやすくなり、歯周病の進行も早くなります。

そのほかにも、重度の歯周病の場合、血糖のコントールが悪くなるなど、歯周病と糖尿病には大きな関係があります。

歯周病の改善により、血糖のコントロールが改善する場合も多いことから、糖尿病を患っている方にとって口腔ケアは重要になります。糖尿病は、40歳代から急速に増えますが、早い時期からの歯周病予防が発症リスク軽減につながります。

2020.8月号vol.65

治療後も痛みは続く?

皆さんが歯医者さんへ向かうときは、どのような気持ちでしょうか?「今日の治療は痛いかな?」

「自分の歯がどのような状態か不安だ」

など、様々な疑問や不安を抱えて来院される方も多いと思います。

治療が終われば全て問題は解決され、健康を取り戻し、痛みからも解放されると思われる患者様もいらっしゃいます。

しかし、歯科治療は、ほかの怪我や病気と同じように治療や処置を受けたからといって、すぐに完治しないものも多くあります。

むし歯の治療では、歯を削るときの熱や振動などによって神経が刺激されることで、治療後も神経が過敏になり、炎症を起こしたり痛みが出る場合もあります。

治療後の痛みの多くは、数日~1ヶ月ほどで消えますが、痛みを感じる期間は、硬いものを噛んだり、冷たいものや熱いものが治療した歯に当たらないようにお気を付けください。

また、被せ物や詰め物の噛み合わせが合っていない場合にも、歯根膜(歯と歯を支える骨の隙間にあるクッションの役割をする繊維)に負荷がかかることで痛みを感じることもあります。

むし歯の治療以外にも、歯の根の治療後に痛みを感じる場合もあります。

神経がない歯でも、その歯の根の周囲に細菌による炎症の治療では、治療や薬の刺激によって痛みが出ることがあります。

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膿が原因の場合は、消毒処置を継続していくことで解消される場合が多いですが、炎症によって周辺組織や骨を破壊されていると、程度によっては元の状態までの回復は難しくなります。

通常は1週間ほどで痛みは消えますが、痛みを感じる場合には処方された痛み止めのお薬を服用ください。

歯の根の治療後も、むし歯の治療と同様に、なるべく治療した歯では噛まないなど、治療によってダメージを受けている歯を守りながらの生活が大切です。

また、痛みが大きいときや痛みが長引く場合には、お気軽にご相談ください。

2020.8月号vol.65

中止になった夏の甲子園

新型コロナウイルスが社会に大きな影響を与えています。

流行のピークは過ぎましたが(過ぎたと思いたいです。)、未だその影響を大きく受けている方がたくさんいます。

様々なイベントなども開催の延期や中止が決まりました。

8月の甲子園を毎年楽しみされている方も、多いのではないでしょうか?

今年の甲子園は中止が決定し、これまで甲子園の土を踏むことを夢に努力を重ねてきた球児の気持ちを思うと心が痛みます。

テレビでも、甲子園が中止となったことで、辛い表情の球児達の姿が放送されていました。

そのような中、全国の球児に向けて甲子園の土が送られるという、少しだけ心が温まるニュースもありました。

来年は、これまでと同じように甲子園をはじめ、様々なイベントがこれまで通り開催されることを願います。

2020.7月号vol.64

安心できる環境で健康を守り続ける

さかい歯科クリニックでは、以前より高水準の院内感染防止対策に取り組んできました。

当然ではありますが、患者様ごとに使い捨てグローブの着用、治療後は診療チェアの清拭、歯を削る機械(タービン、コントラ)なども交換し、毎回高性能な専用滅菌器などで洗浄・滅菌を行うなど、使用した器材はそれぞれに適した消毒・滅菌処理を行なっています。

新型コロナウイルスの感染予防としてメンテナンスの予約を延ばされていた方は、これまで以上にご自宅でのお口のセルフケアに取り組まれていたことと思います。

お口の健康は全身の健康に大きく影響することから、糖尿病の予防や改善、食べ物やだ液が肺に入ることで起こる誤嚥性肺炎のリスク軽減にも繋がります。

また、お口の健康は免疫力を高めることにも繋がります。

今の健康とこれからの健康を守るために、これからもご安心してメンテナンスを受診してください。

2020.7月号vol.64

継続する新型コロナウイルス対策

新型コロナウイルスに罹患された皆さまと感染拡大によりお仕事や私生活に多大な影響を受けられている皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

皆さまは体調にお変わりないでしょうか?

当院は、患者様はじめ現場で働くスタッフにとって安心できる医療環境を守るために、日頃の感染対策に加え、新型コロナウイルス感染対策を現在も継続しております。

新型コロナウイルス感染予防として、治療終了ごとに専用消毒スプレーを使用した消毒や除菌液での清拭をすることで診療チェアの衛生管理に取り組んでいます。

院内はできるだけ換気を行い、診療チェアだけでなく、手が触れる箇所についても定期的にアルコールで清拭しております。

また、来院時にはアルコールでの手指消毒を引き続きお願いしております。

スタッフの体調管理にも注意を払い、患者様はじめ、さかい歯科クリニックに関わる全ての人の安全を守る院内環境に取り組みます。