2021.12月号vol.81

2021年最後の栄machi通信

2021年最後の「栄machi通信」となりました。

2015年4月の開院から毎月発刊で始めた栄machi通信も今号で81号を迎えることが出来ました。

今年は、昨年から続いた新型コロナウイルスによって、私たちの生活に大きな影響がありました。

改めて、新型コロナウイルスに罹患された皆さまと感染拡大によりお仕事や私生活に多大な影響を受けられている皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

今年は、東京オリンピック・パラリンピックが開催され、挑戦するアスリートから勇気をもらっという方も多かったと思います。

当院は今年、歯科用CTを導入したことで、これまで以上に精密な診断が可能になり、より精度の高い治療が可能になりました。

多くの学会や臨床セミナーが中止となるなか、オンラインセミナーという新しい形式も定着していますが、これまでと変わらず誠実な診療を目指していきたいと思います。

来年は、皆様の健康と、安心と安全が守られる生活になることを願います。

2021.12月号vol.81

治療費の還付制度「医療費控除」

年間にかかった医療費によっては、支払った医療費の一部が返金される「医療費控除」をご存知でしょうか?

医療費控除は、その年の1月1日から12月31日までに支払った医療費が10万円以上の方を対象としており、控除限度額は200万円となっています。

医療費控除の対象はご自身だけでなく、同じ生計で暮らすご家族の医療費を合算して申告することもできます。

もちろん、大きな病気にかかった治療費だけでなく、歯科治療にかかった治療費(保険治療・保険外治療)も対象となり、インプラント治療や矯正治療も適用になる場合があります。

また、申告し忘れてしまっている場合も、過去5年間までさかのぼって申告することができます。

医療費控除の申告には治療費の領収書が必要となるなど、細かな条件などもありますので、詳細については税務署までご相談下さい。

2021.12月号vol.81

安心につながるCT精密診断

当院で導入している精密診断機器の歯科用CTは「親知らずの抜歯」でも、その効果を発揮することが出来ます。

皆様もご存知の「親知らずの抜歯」では、歯が歯ぐきの中に埋まっている場合も多く、根も複数本あります。

歯の根の形や向き、骨の厚さなどを今までのレントゲンでの平面画像に加え、CTで立体的に診断することで、より迅速に正確な治療が行えます。

また、下顎の親知らずの近くには下歯槽菅(かしそうかん)という

下唇や顎の知覚を支配している管も通っていることから、親知らずの根と下歯槽管の距離をあらゆる角度から診断し、下歯槽管を傷つけずに抜歯することが重要です。

親知らずと下歯槽管があまりにも近い場合には、CTによる精密な診断がより重要となることから、安全性を重視した診療計画をご提案致します。

歯科用CTによる診査・診断は、皆様が辛いと感じる歯科治療の時間を短縮するだけではなく、安全な歯科治療にも繋がります。

2021.11月号vol.80

精密診断装置歯科用CTを導入しました

先日、新たに精密診断装置の歯科用CTを導入しました。

歯科用CTは、通常のレントゲンの平面診断と違い、診断部位を360°の立体的な画像で診断することが可能になります。

立体的画像診断によって、歯の根の数や形、顎(あご)に通っている血管の位置や太さなども精密に診断することができます。

全ての治療に必要な診断機器ではありませんが、親知らずなどの抜歯や、歯の根(歯の神経)の治療、インプラント治療など一般的なレントゲンの平面画像では診断が難しい場合に使用し、より精密な診断をすることが可能になります。

また、導入した歯科用CTは従来のCT装置と比べ、X線照射線量も大きく軽減しており、そのX線被ばく線量は東京からニューヨーク間の往復する飛行機に搭乗した場合よりも低くなります。

今回の歯科用CT導入により、治療だけではなく治療前の診断においても、より精密な診断を可能にすることで、これまで以上に安全で安心できる治療に繋げていくことが出来ます。

さかい歯科クリニックは、一人ひとりの患者様の健康と笑顔に寄り添い続ける診療を目指します。

2021.11月号vol.80

北幼稚園で恒例の歯科検診

10月13日(水)は歯科検診のため、学校法人北陽学園「札幌北幼稚園」に行ってきました。

昨年に続き今回の検診も、新型コロナウイルス感染予防に配慮しての歯科検診となりました。

現代では子どものむし歯は減少傾向にあり、今回の検診でも園児たちのむし歯は少なく、各ご家庭でしっかり歯磨きをされていることを確認でき安心しました。

昨年からの新型コロナウイルス感染拡大の影響により、外出機会の減少から自宅でお菓子やジュースを飲食する時間が増加しているという報告もあがっています。

糖分が、むし歯リスクを上げてしまうことはご存知かと思いますが、お菓子やジュースを続けて飲食することやダラダラ飲食は、お口の中が酸性になっている時間も長くなり、むし歯リスクが上がってしまいます。

将来にわたって健康な歯を守るためにも、お菓子やジュースを楽しむ時間を決め、メリハリのある食習慣が大切です。

2021.11月号vol.80

運動は脳も鍛える!?

皆さんは、脳細胞について考えられたことはないでしょうか?

脳細胞は、年齢を重ねるほどに減っていく、生まれたときに数は決まっているというようなイメージを持たれていないでしょうか?

ハーバード大学医学部のジョン・レイティ教授の著書「脳を鍛えるには運動しかない」では、脳を発達させるためには、勉強よりも運動の方が大切であることが伝えられています。

運動と脳には、どのような関係があるのでしょう?

運動をすると、脳の海馬に多く存在するBDNFという物質が分泌され、記憶力や学習能力が向上することが実験で立証されています。

この実験は、シカゴのネーパーヴィル大学で行われ、1時間目が始まる前に体操やランニング、ダンスなどの有酸素運動を実施しました。運動をした生徒は、成績が17%も向上し、ネーパーヴィル大学は理科世界1位、数学世界6位の成績を残すことができたうえに、実験に参加した生徒は肥満や血圧、心拍数も改善しました。

また、運動によってセロトニンが分泌されることから、精神疾患予防や改善にも大きな効果も期待でき、週2回の運動で認知症リスクを50%も減少させることも報告されています。

鍛えることが難しそうな脳や精神ですが、意外にも身近な「運動」という習慣と大きな関係があるそうです。

2021.10月号vol.79

口腔がんや口腔粘膜疾患を見逃さないために

当院は、口腔がんや口腔粘膜疾患を出来るだけ早く発見し、早期治療に取り組んでいます。

口腔がんや口腔粘膜疾患は、小さな異常も見逃さないことが大切になるため、来院されるすべての患者様のむし歯や歯周病、噛み合わせの診査だけでなく、口腔粘膜の状態についてもしっかり確認しています。

治療受診のときだけでなく、定期検診で通院される方についても、むし歯や歯周病、噛み合わせの確認だけでなく、口腔粘膜についても前回の来院時と変化がないかを確認をしています。

口腔がんや口腔粘膜疾患を予防するためには、日頃から口腔内の健康状態を維持していくことが重要になり、合わない被せ物や入れ歯もリスク要因となります。

また、喫煙や過度な飲酒もリスクを上げてしまうため、歯科定期検診に加えて、正しい生活習慣を意識することも大切です。

2021.10月号vol.79

お口の病気 ~口腔粘膜疾患~

先月号の栄machi通信(9月号vol.79)では、自覚がないままに進行する恐れのある口腔がんについてお伝えしました。

口腔内の歯以外の組織を口腔粘膜と言い、口腔粘膜には、口内炎のように小さな症状から、口腔がんのように生命に関わる病気のリスクがあります。

口腔がんには、舌がん・頬粘膜がん・歯肉がん・口蓋がん・口底がん・唾液腺がんと6種類もあり、口腔粘膜の全ての部分に発生する可能性があります。

口腔粘膜には、口腔がん以外にも注意しなくてはいけない疾患もあり、総称して口腔粘膜疾患と言います。

口腔粘膜疾患にも多くの種類がありますが、そのほとんどは、潰瘍、腫瘤、水疱などの症状を呈する疾患になります。

お口の中は、歯や飲食による刺激を受けやすいため、安静な状態が保たれにくいことや、口腔細菌の感染による影響も受けやすいことが口腔粘膜疾患の原因になります。

また、口腔粘膜疾患の症状は多岐にわたることや、病変が2次的に変化するため、診断や原因の特定が難しい場合もあります。

2021.10月号vol.79

ワンランク上の歯磨きを

多くの方は、毎日時間をかけて細かく歯ブラシを使って歯磨きをしていると思います。

当院では、新たに音波歯ブラシのプリニアスマイルを取り扱うことになりました。

音波ブラシは、歯ブラシよりも効率的に歯磨きをすることができるため、短時間で歯磨きを終えることができます。

また、音波効果による連続した細かな微振動のため、歯ブラシでは取り除くことが難しかった細菌(プラーク)を歯ぐきや歯を傷つけることなく除去することができます。

音波歯ブラシ「プリニアスマイル」には、3つのモードのほかに、むし歯予防、歯周病ケア、ポイント磨き用の3種類の替ブラシもあります。

お口の健康を守るうえで、大切な歯磨きの質を「プリニアスマイル」でもっと向上させてみませんか?

歯磨きに自信のない方、もっとキレイに磨きたい方にオススメの

音波歯ブラシ「プリニアスマイル」については、当院スタッフまでお気軽にお尋ねください。

2021.9月号vol.78

口腔がんを早期発見する定期検診

歯ぐきや舌など、口腔内の歯以外を口腔粘膜と言い、口腔粘膜には細菌の侵入を防いだり、痛覚、触覚、温度覚を伝える役割や、免疫的防御機能も担っています。

口腔粘膜の病気でイメージが強いのは「口腔癌(こうくうがん)」ではないでしょうか?

口腔癌は、大きく進行するまで痛みが出ないこともあり、初期の段階では口内炎に似ていることから、本人が自覚するまでに時間がかかる場合が多くあります。

世界的にみると、先進国では口腔癌での死亡者数は減少傾向にありますが、残念ながら日本においては増加傾向となっています。

先進国において、日本では歯科定期検診の受診率が低いことが、口腔粘膜異常の発見が遅れる大きな要因となっています。

当院では、初めて来院された方や定期検診で来院された方への検査として、むし歯や歯周病だけでなく口腔粘膜の状態も診査し、口腔粘膜に問題がある場合は口腔外科専門医院と連携することで、早期発見、早期治癒に努めています。